横浜近郊でサイクリングしていて、鶴見川CRや多摩川CRに飽きてくると、こんどは湾岸エリアに興味がわいてきます。このとき、みなとみらいや山下公園など軟派なエリアに行くのはオススメしません。硬派なサイクリストは、本牧ふ頭や大黒ふ頭などの硬派エリアを目指しましょう。というわけで今回は、東扇島です。
東扇島は、第一京浜から行くとわかりやすいです。第一京浜から、あそこの交差点を曲がれば、あとはずっと一本道。道は広いですし、平坦ですし、なかなか走りやすいです。ちょっとトラック多めですけど。
東扇島へは、橋が架かっていません。海底トンネルを行くことになります。車道の海底トンネルはチャリ通行禁止ですので、歩行者用の海底トンネルを行きます。
海底トンネルの入り口は、こじんまりとした小屋です。控えめなたたずまいですので、看板を頼りにして見つけましょう。
いよいよ海底トンネルの通路に到着です。歩行者用のトンネルですので、思ったより狭いです。空気はヒヤッとしています。道は濡れています。終点は見えません。路面には「自転車は降りてください」の文字が。そしてスピーカーからも「こちらは歩行者専用通路です…自転車は降りて通行してください…」という音声がリピート再生されています。海底トンネルの長さは約1km。さぁ、がんばって進みましょう。
…こちらは歩行者専用通路です…自転車は降りて通行してください…
…こちらは歩行者専用通路です…自転車は降りて通行してください…
…こちらは歩行者専用通路です…自転車は降りて通行してください…
…こちらは歩行者専用通路です…自転車は降りて通行してください…
…こちらは歩行者専用通路です…自転車は降りて通行してください…
…こちらは歩行者専用通路です…自転車は降りて通行してください…
お疲れさまでした。色々思う所はあるのですが、期せずして人間を発狂させる空間が出来てしまった、ということなんだと思います。トラウマ製造空間とでも言うべきか。夢に出てこないと良いですね。
さあ、東扇島に上陸です! 気持ちを切り替えて行きましょう!
東扇島は、物流倉庫と物流トラックのための島です。港湾埋立地特有のカラッとした雰囲気が好きな人には、たまらない場所だと思います。なお、東扇島からは、車でしか隣の島に渡れません。自転車は、来た道を戻ることになります(ギョーーッ)。
良かったらどうぞ。
おしまい!
Tips
- コンビニの雰囲気が面白い
酒コーナーが充実してる、カップ麺コーナーが充実してる、ドリンクの品出しが甘い、照度暗め、です。私が立ち寄ったコンビニがたまたまそうだっただけかもですが、港湾っぽい感じです。 - メリケントキンソウに注意
東扇島東公園で外来種のメリケントキンソウ確認 川崎市が注意呼びかけ 種のトゲでけがの恐れ(2022年6月26日 07時13分)
たしか、ヒアリが最初に見つかったのは本牧ふ頭だったはず。セアカゴケグモは大阪の臨海エリアだったはず。港湾地区って、いろいろ来ちゃうんでしょうね。 - ご飯屋さん
幾つか飲食店があるみたいですけど、コストコが近いのでそちらのイートインに行くのも手ですね(会員になってる必要があります)。