アメ横ってこんなだったんだ。
全然しらなかった😂
昔っからこうだったんですか?
最高すぎるなぁ。
歩いてるだけで楽しいもん。
はぁ~すごい、すごすぎる!
活気!熱気!元気!パワー!
路上にテーブルがたくさんハミ出ると、
街がこんな楽しくなるなんて😂
大発明だなぁ。
街が渾然一体となって、
一つのオーラに包まれてる感じ。
人間が人間の性を謳歌してる感じ。
こんな街があるなんてなぁ。
奇跡の街だよ。
ほんと驚いた😆
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道路占用許可?
座席が路上にハミ出すのって、お役所的にはどうなんでしょう。調べたら台東区役所のHPにQ&Aがありました。
- 道路占用許可を受けた範囲内ならOK
- 無許可なら道路法と道路交通法に違反
とのこと。
通り一遍の回答だぁ💦
「アメ横の特性に配慮して例外扱いしてます」って正直に回答しちゃえばいいのに😂
横浜にこういう場所ある?
無いですねぇ。
居酒屋にしろ、カフェにしろ、座席が道路境界をハミ出すのは見ないですね。
だいたいこんな感じ。
越境したら、警察がスッ飛んでくるのかな😂
整然としてるけど、なんかつまんないですね。
道路の役割?
ところで、道路の役割って、なんなんでしょう。
道路法
第一条
この法律は、道路網の整備を図るため、道路に関して、路線の指定及び認定、管理、構造、保全、費用の負担区分等に関する事項を定め、もつて交通の発達に寄与し、公共の福祉を増進することを目的とする。
第二条
この法律において「道路」とは、一般交通の用に供する道で次条各号に掲げるものをいい、トンネル、橋、渡船施設、道路用エレベーター等道路と一体となつてその効用を全うする施設又は工作物及び道路の附属物で当該道路に附属して設けられているものを含むものとする。
道路法って「道路=交通」なんですね。
でも、いいのかなぁ。
道路が本来はたす役割って、色々あったような。
たとえばこの記事(👇)を読むと、
- 1920年以前
裁判官「子供は道路を使用する完全な権利を有する」 - 1920年代
米国自動車協会「道路は君たちのものではない」と通学安全教育教材を配布 - 1940年代
米国自動車協会は子供が道路に出ようとすること自体にさえ警告
速度制限が引き上げられる
という流れがわかります。
道路がいまの姿なのは、自動車協会の”恩恵”なんですね😅
歴史を通じて、都市空間は住民にとってさまざまな面で出会いの場所として機能してきた。
人びとは出会い、
情報を交換し、
商売を行い、
縁談をまとめた。
大道芸人が客を呼び、
品物が売りに出された。
人びとは大小の都市行事に参加した。
行列が練り歩き、
権力掌握が宣言され、
集会が開かれ、
公開処刑が執行され、
すべての物事が衆人環視のもとで行われた。
街は出会いの場所であった。
ヤン・ゲール著. 人間の街. 鹿島出版会, 2014
道路が都市空間としての機能を喪失し、交通機能に特化しちゃったんですね~😅
アメ横の楽しさ?
青空(夜空)のもとでいただく御飯(酒肴)って美味しいですよね。ピクニックやキャンプみたいなワクワク感もあります。故意か偶然かわかりませんが、道路法や道路交通法にとらわれず、そういう楽しさを優先したのがアメ横かなって思います。
お役所的にはケシカラン街かもですね。青空の下で食事したければ公園に行けと言われそうです。でも公園って浮浪者いるし、閑散としてます。往来のほうが断然たのしいです。
都市計画法や道路法で想定された道路は、通行するだけの空間です。そこでは、想定された利用(交通)だけが推奨され、偶然のハプニングや即興的なイベントが排除されています。つまり出会いの無い空間です。
計画や設計という言葉にはどこか冷たさがあります。都市計画や人生設計という言葉には、想定外の出来事を排除するニュアンスがあります。でも本当は、想定外の出来事を予感させる街や人生のほうが楽しいはずなんですよね。アメ横の楽しさって、そういうところかなって思います。
(おしまい)