サイクリングとエコロジー🌏

エコロジーの話をするときに、省エネとかCO2の話になってしまうと、なぜか、急に興味がなくなってしまいます。私だけでしょうか。

  • サイエンスなのに政治的
  • 説教臭い
  • エコロジーってなんだっけ

特に感じるのは、3番目かなぁ。

エコロジーって、そういう話?

省エネやCO2削減が、大切なのは理解しています。でもなんか、スケールダウンされた感じがしてしまうんですよね。もちろん、この分野の専門家ではありませんので、サイクリストとしてのだたの印象なのですが……

サイクリングしてると、ごくまれに、頭の中がスッカラカンになって、大きな世界のなかに自分が再配置されたみたいに感じるときがあります。世界は大きな一つの存在で、自分はその一部で、自分と世界がダイレクトにつながったような、そんな感覚です。

その瞬間、世界は「ただそこにある」ものとして姿を現します。道は通るためのもの、風は涼むためのもの、空は天気の情報を与えるものであったのが、その枠が一瞬はずれ、ただの存在として立ち現れます。そのときは自分もただ生きているだけの存在です。理由なく存在する自己は不安ですが、世界がそれを支えていることに気づきます。

過去や未来の枠もはずれて、「いまこの瞬間」が濃密に感じられます。ほんの一瞬なのに、まるで永遠に触れたみたいな……

眼の前の世界の大きさに圧倒され、感情が高まり、胸の奥から「あぁ…」と声が漏れます。太古の生物も、おなじように世界を畏れ、「Gauu…」と声にならない声でうめいたのかなぁ――、そんな想像が浮かんできます。

私にとって、エコロジーって、こういった感覚のことなんですよね。世界に驚嘆し、つながっていると感じること。その出発点があってこそ、エコロジーは数字や政策の議論にも意味を持つんだと思います。逆に言うと、この感覚を欠いたエコロジーの話は、取って付けたみたいな感じがしちゃうんですよね。

(おしまい)

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