自転車にお金をかけるべきか否かが、結構論争になります。ガチレース勢なら金をかけるのが当然かもですが、ホビーライダー勢も自転車にお金をかけるべきだと思います。その理由についてです。
理由① お金をかけると速い
当たり前ですが、高い自転車ほど速く走れます。スピードはお金で買えます。もちろん日々の練習とか筋トレとかも大切ですけど、お金で解決できることはお金で…ってのが大人の選択です。
しかし、この図のように、ある程度の価格からは、コスパが悪くなります。わずかな性能差が、十万単位の価格差となってきます。でも、そういうわずかな性能差に価値を見出せる感性って、大事じゃないでしょうか。昔、違いがわかる男ってCMがありましたけど、なんの違いもわからないボンクラと思われるのは癪ですから、たとえ違いがわからなくても、高価な自転車に乗っておくのが安心です。
そしてこの「速いこと」が、サイクリングにポジティブな影響を及ぼします。
理由② 速いと遠くまで行ける
当然、速い自転車は遠くまで行けます。下の図は、横浜を中心に、どの範囲までロングライドできるかを、自転車の価格別に示したものです。
個人差はあるでしょうけど、だいたいこんな感じです。このように、高い自転車ほど、目的地の選択肢が増えます。これは大きなメリットです。
理由③ 速いと短時間で行ける
同じ目的地に行くにしても、速いと短時間で到着できます。例えば、横浜から三浦へロングライドするとなると、自転車の価格帯によって、だいたい片道30分の差がでます。往復にすると1時間、時間の節約になります。一日は24時間しかありませんから、時間は有効に使いたいですものね。
理由④ 速いと楽ちん
高い自転車のほうが、より少ない労力で、スピードが出ます。疲れるのは嫌ですし、楽に越したことはありません。
理由⑤ 速いと気持ちがいい
色々書きましたが、結局、これです。速いと爽快。スピード感が気持ちがいいです。それと、ホビーライダーとはいえ、ロングライド中に誰かに抜かされるのは気分がよくありません。抜かされるよりは、抜くほうが気分がいい、これはもう、どうしようもない事実です。やっぱりサイクリングは速くてナンボ! スピード=正義ですね。
理由⑥ ステイタス
しいて付け加えるなら、こういう理由もあるかもしれません。自転車には色々なブランドがあり、それぞれにブランドイメージがあります。どういうブランドを所有するかで、自分のアイデンティティを表現できる、なんて楽しみ方もあるかもしれませんね。
以上です!
ありがとうございました。
(おしまい)