サイクリング継続のヒント(2):奇々怪々

だんだん年をとってきたせいか、無理がきかなくなってきました。体力的にはもちろんですが、精神的にもです。

なりたい自分の理想像をたてて、それに近づくよう頑張る、なんてのは、もう出来ないです。仮にやれても、付け焼き刃、すぐが出ちゃうでしょうね。無理のない範囲でエンジョイするのが一番です。

ところが、サイクリングには不思議な性質があって、「今日はのんびりユルポタで」と決めても、いつのまにかモリ漕ぎしてる、なんてことが、多々あります。抑えようにも、自然と頑張っちゃう。そういう奇々怪々な性質がサイクリングにはある気がします。

距離もそうで、予定のコースをはずれて、ちょっと寄り道、さらに寄り道、で結構な距離を自然と走れてしまう日もあります。ちなみに、私のロングライド最長記録は150kmですが、この時もそういう感じでした。

出発時に「今日はモリ漕ぎでいく」「今日は150km走る」なんて決めなくても、体が勝手にモリモリ、遠くへ行きたがります。サイクリングのそういう奇々怪々に身を任せれば、あえて自分から頑張らなくても良いんじゃない?って思いますが、どうでしょう。私が年取っただけかな。アハハハ。
(おしまい)

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