サイクリング継続のヒント(1):欲張らない・頑張らない・こだわらない

サイクリングが趣味の人って、結構いると思うんですが、あまり続かないって話もあるみたいですね。一説によると、やめる割合が、3年で8割とか。なかなかすごい数字です。

とはいえ趣味なので、飽きたら辞めて当然ですが、どうやら、飽きるより前に、つらい、しんどい、心が折れたという理由で辞める人が多いようです。想像してたのと、やってみた実感に、齟齬があったんでしょうね。

ところで、画家の柴崎先生の動画が好きでよく見るんですが、とある動画で、こんなことを仰ってました。

絵を描くのは「欲張らない・頑張らない・選ばない」って教えてるんですよ。どうしても欲張っちゃう。あれもこれも描きたくなっちゃう。

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良いこと言うなぁ。欲張ったり、頑張ったり、描く対象を選びすぎると、絵がうまくいかなくなるんですね。なるほどなぁ。

サイクリングも、同じかもしれませんね。サイクリングにも、こだわりポイントが無数にあるので、無限にこだわれます。こだわりすぎると、だんだんわずらわしく、しんどくなります。

乗ってても、つい速度や距離を伸ばしたくなりますが、向上心としんどさは裏腹なので、そこを追求しだすと、途端にしんどくなります。ストイックなスタイルは人を選びますから、そこを見誤ると、3年コースですね。

柴崎先生は、色んな画材で、何でも描いてます。描き方も、にじませたり、はみだしたり、ほんと自由です。細かいことにとらわれず、オープンマインドで描いてるように見えます。サイクリングも、そういうふうに走れたら、きっと楽しいでしょうね。

世界に心をひらいて、感じとって、身体を通して世界をどう受け取るか。その密度の濃さが、「いい絵」や「いいライド」をつくる、そんな気がします。速度や距離だけじゃないんですよね。

一枚の絵
一回のロングライド
どちらも世界を受け取っている、そう思えば同じかな。

よーし、今日もいってきます😄 
(おしまい)

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