ゴッホの絵のこと

サイクリングのブログなのに、ゴッホについてです。大丈夫なんでしょうか、このブログ😅 いちおう、最後はちゃんとサイクリングに着地する予定です(たぶん)💦

郵便配達人ジョゼフ・ルーラン
81.3 cm × 65.4 cm

郵便配達人です。
ゴッホといえば、ひまわりとか、星月夜とか、いろいろありますが、郵便配達人もいいですね。この顔がいいです。

いっけん、やさしそう。でも、なんか一癖ひとくせありそう? プライドもやや高め? むつかしいタイプの人かもです。

この人と、友達になりたいか?と聞かれたら、う~ん、すこし苦手かも?😅

でも不思議なことに、この人は、孤独な感じはしないんですよね。アルルの雰囲気に溶け込むように馴染なじんでます。

きっと、アルルって、ハッピーな場所だったんじゃないかなぁ。だって、こんな、むつかしそうな人が、なんだか幸せそうです。

アルルという場所を、私は詳しく知りません。郵便配達人のことも、ぜんぜんわかりません。でも、アルルとこの人の関係は、なんとなく想像できます。土地と人間が調和するというか、人間が世界に溶け込んでいるというか…。

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ゴッホの絵は、ただ、ただ、幸福だなぁ。アルルは本当に美しくて、ゴッホはもう、いるだけで幸せだったんでしょうね。

喜びにあふれています。まるで、夏休み初日の小学生の眼から世界を見てるみたい。ゴッホの感動がつたわってきて、見てるこっちまで幸せな気分😊

よく、ゴッホの絵は苦悩にみちていて…という説明があるけど、逆ですね。ゴッホの眼からみた世界は喜びに満ちています。絵は幸福感につつまれていて、世界そのものを、手放しで礼賛しています。

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サン=ポール病院の後ろの山脈の風景
70.5 x 88.5 cm

この絵も、いいなぁ。雲がグワ~、麦がフサフサ~。遠くまで一望できて、風に吹かれて、いいなぁ。

山の輪郭まで、グニャ~っと動いてますね。これは、どういうことなんでしょう。感動しすぎて、頭がバグったのかな😂

山のグニャ~は、雲のグワ~に連動したのかな。たぶん、本当にそう見えたわけじゃなく、そういうものとして描きたかった、ってことだと思います。
・空や山や大地に生命を感じた
・世界をダイレクトに感じた
・世界を大きな存在として感じた

ってことかなぁ(とくにあの大きな雲)。

星月夜も同じですね。大気のうごめきは、世界そのものが大きな存在として…、って感じです。

星月夜
73.7 cm × 92.1 cm

なんかサイケデリックで、あぶない感じですが、ゴッホのこの傾向は、さらにエスカレートします😅

種まく人
刈る人のいる日の出の麦畑

ああああ…
ある種の感動が極まると、こういう境地にたどり着くんですね。まるで、宗教を経由しないで、神に接続してしまったような…。はぁ~、すごい。でも、これでは完全にドクターストップですね😭

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さて、サイクリングの話ですが、
・幸せな気分
・深い感動
・世界と自分が調和する感じ
・世界をダイレクトに感じて言葉を失う感じ

って、サイクリングしてても、ときどきあるよね、って話を書こうとしたんですが、なんか面倒くさくなっちゃいました😂

ゴッホの絵とサイクリングって、似てるよねって話でした。
(おしまい)

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